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賢い家造り
土地探しのコツからザ・ベスト資金計画まで
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第6回 陥りやすい土地購入の盲点
土地のない人が自分の家を持ちたいと思ったとき、土地を購入して、自分自身に一番合った家を注文住宅で建てたいと思うのが
普通ではないだろうか。しかし、具体的に土地を探しだすとなかなか条件に合う土地が見つからず、最終的には疲れてしまい、
建売住宅でもいいかなと思うようになる。こうした順番で、結局家造りに失敗している人が実に多い。
しかし、この建売住宅には、意外な落とし穴がある。まず、建売住宅だが、はっきり言って施工程度が悪いのが多い。
青田売り(未完成物件)以外は、買主が施工のチェックなど出来ないからである。また、建売住宅の現場を見たことがあるだろうか。
今後家を購入される方は、現場を注意深く見てほしい。特殊な家は別として、ほとんど一般の家は、材料費と人件費はほぼ半分くらいである。
ところが建売住宅は材料費は変わらないが、人件費が通常の家の半分位である。建売住宅の場合、未熟な職人を使って、施工のコストを
落とす方法が使われるからである。
こうして、原価を落とした建売住宅に欠陥が出やすいのは、当たり前の話である。一見割安に見える建売住宅は、引渡し後に瑕疵が発見され、
メンテナンスに費用が掛かることが多い。
たとえ、施工がハウスメーカーであっても、実際工事をするのは工務店だから、同じ仕組みである以上、安心してはならない。
一方、建築条件付の土地と言うのは、最もトラブルが多い。建築条件付土地売買とは、土地売買契約後3ヶ月以内にその土地の上に
建築請負契約を結ぶ事が条件で、請負契約が成立しなかった場合は、土地売買契約を白紙解約出来るものである。
ところが、トラブルの多くは仮の図面を見せられ、キッチン、バス、洗面、トイレなどの主要な設備のみを綺麗なプレゼンテーション
ボードで提示され、変更はいくらでも聞きますからという甘い言葉に騙され、同日に請負契約までしてしまっている。そして、
その後、詳細の打ち合わせをしたら、金額がとてつもなく上がったと言う事だ。
よく考えてほしい。請負契約時に見せられたのは、簡単な平面図と主要な部分の仕様書のみ。もともと何がいくらで入っていたのかなど、
分かるはずもない。後でいくら請求されても、何も言えないのである。
工事請負契約書を締結するときには、建築会社は家造りの計画内容の分かる仕様書・設計図とその内容に沿った
金額を算出した見積内訳書を合わせて提出するのが当たり前とされています。
ところが、建築条件付きの場合、建築会社によっては、工事請負契約書ただの紙切れ1枚。あるのはせいぜい間取り図くらい。
夢にまで見た家造りの完成予想図は現場監督の頭の中にしか存在しません。そうなると・・・、なんとも恐ろしい話です。
たとえ基礎コンクリート部分に鉄筋が1本たりとも入っていなくても、木材と木材を繋ぐ金具が数ヶ所欠けていても、
地盤の下がゴミだらけでシロアリ対策が何もなされていなくても、壁や天井に納められた断熱材がスカスカであっても、
「これがわが社のやり方ですから」そう言われてしまえば、それ以上何も言えないのです。違約金を払って、契約解除する以外は、・・・
最後に土地を探した経験のある人は理解できると思うが、土地のみの売りというのは少なく、また良質の土地もほとんどない。
大阪府内で良いなと思う土地はほとんどが建売か建築条件付である。建売は既に確認申請済みで変更できないが、建築条件付は交渉
次第ではその条件をはずすことが出来る。
もちろん、気に入った物件であることが前提だが、値段設定が高く、なかなか売れずに残っている物件に対して、粘り強く交渉すれば、
多少の金額の上乗せをする事によって、建築条件をはずす事ができる。結果的に欠陥住宅を掴まされるより、安い買い物になるだろう。
第1回 業者選定のポイント⇒こちら
第2回 建築費用の罠⇒こちら
第3回 知っておきたい断熱材のお話⇒こちら
第4回 「地震に強い○○工法の家」は地震に弱い?⇒こちら
第5回 賢い土地探しのコツ⇒こちら
第6回 陥りやすい土地購入の盲点 ⇒こちら
第7回 金融機関の審査を有利にする賢い住宅ローンの借り方⇒こちら
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